『マスターの教え』の続きである。
このマスターの教えというのは、1929年という、世界大恐慌の年にアメリカで出版された本らしいのだが、どういう経緯でこの本が出たのか、著者がどういう人物だったのか記録にないような、ごくごくマイナーな本だったらしい。
それが93年になって見いだされ、アメリカで出版されたということらしい。だからこの『マスター』と言う人間が、実在したならどういう成功者であったのか、それとも架空の人物なのかはまるでわからない。
で、前にも書いたとおり、本当に薄っぺらい本である。
硬い表紙を取り除けば、ダイソーで売っている100円ブックス程度の厚さしかない。
書いてあることも、心を整理して内なる心を自由にさせろと書いてあるだけだ。
ただ、普通の成功哲学と違うのは、人間には心が3種類あるとしているところだ。
普通の成功哲学のストーリーというのは、人間は潜在意識によって行動が無意識に影響を受けるから、潜在意識に働きかけて成功の方向に持っていこう!ということである。
意識というのと、心というのは、厳密に言うと別のモノかも知れないが、これは2層構造だと言うことだ。
ところが、このマスターの教えという本では、3層構造のように書いてある。
- 外なる心
- 内なる心
- 奥なる心
だ。
一番奥にある心は、自動で動いているので、考えなくてもいいと書いてあり、外なる心というのもどうもコントロールできないもののようだ。
ただ、この外なる心というのは、外界からの刺激によって揺れ動くものらしく、これが内なる心に絶えず影響を及ぼしてくる。
だから外界からの刺激を遮断して、内なる心と対話するのが大事で瞑想しろと書いてある。
これって、四魂の心と魂の関係に、ちょっと似ているね。
心はコロコロ変わるから心。魂は変わらずに特定の方向を向いているっていうやつ。
Pre >
マスターの教え
Next >
ゆる体操、私にはかなり難しい...
