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自給率アップ、結局米頼み? NHKのアホゲな結論

日曜日のNHK特集で、食糧自給率に関する番組をやっていた。
結論としては、耕作放棄地飼料用の米を作るというものだった。

結論がひどすぎるというか、アホすぎる...
大学で農林経済や農業の歴史を学んだ私の感想としては、その一言に尽きる。

なんじゃそれ? 結局また米頼みかいな。
小麦大豆肥料エネルギーはどうするねん?

地球温暖化だ、気候変動だとかいって騒いでいるくせに、1つの作物に頼ろうって?
それは危険すぎるし、だいたいそんなことをしたら米価格の暴落が起こる。

青刈りの稲を発酵させて家畜のエサにするというならまだしも、米にしてしまったら暴落する。
というのも飼料用に作った米を、食用に混ぜて売れば儲かってしまうからね。

米粉でパンを作れる...といっても、その方が旨いならとっくにそうしているし、その方が儲かるならとっくにそうなっている。

さらにそんなことをしたら、米が凶作になったらパンまでなくなってしまう。
米って、小麦の十倍くらい水がないと作れない作物だし、日照時間や台風の影響を大きく受ける作物だから、米に頼ると食糧の供給変動が今より大きくなる可能性が高い。93年の大凶作を、もう忘れてしまったんだろうかね?


2回シリーズで、1回目の再放送も夜中にやっていたのだが、こっちは南米で米作りが廃れた国の話をやっていた。
アメリカの安い米が輸入されたため、国内の米生産が廃れてしまっていて、そこへアメリカの米価格が急上昇したために、食糧難になっているというのを題材にしていた。

それでも、農家の跡継ぎは農業をやる気がない! 親も強くは薦めない!
アメリカの農家がやる気満々なのとは対照的だ。大学を出て、MBAを取った息子が嬉々として農業に取り組んでいる。

アメリカでは、有機栽培も盛んで、たしか2割とか3割くらいが有機農業をしている。
大農場で、博士号まで持っているような人間が生態系をチェックしながら、農薬をあまり使わずに大量生産している。

農家一軒あたりの耕作面積が、日本の50倍(日本2~3ヘクタール、アメリカ100~150ヘクタール)もあるアメリカだからこそできる、とは言っても、農業に取り組んでいる人の真剣度自体が全然違う。

「世界を食わす」! この心意気自体、すごいね。
日本で「オレが世界を食わす!」と思って農業をやっている人って、何人いるだろうか。

まあとにかく、穀物自給率アップは、急務だ。
安いコストで穀物を安定的に大量生産できる自給の仕組みを、早急に整えないと。

そのためには、肥料、エネルギー、を安く作って自給率を上げ、小麦や大豆などの生産量を確保し、複合的に取り組む必要があるだろう。

キーワードは、「石油なし」「水なし」「輸入なし」「低コスト」かな。

こっちも見てね↓
ボクが大学で学んだ農業のこと、環境のこと

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