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エンゼルバンクの自給率の話、ガッカリ。

先週の雑誌『モーニング』の連載マンガ『エンゼルバンク』、
「食糧危機なんか起こらない」という引きでおわった。

農学部卒の私にしてみれば、「ええっ、どういうことや?」
と言う感じ。

色々勉強してきて、基本的に今のままでは無理だと考えているが、
何か超ウルトラCでもあるんかいな、、、と思ったんだけれど、
今週号を読んでみてガッカリ。

「食糧自給率の低下は、食生活の洋風化が原因」
「だから1960年代の食生活に戻せば自給率は上がる」

「化学肥料を使えば、食糧増産は可能」
「緑の革命が成果を上げている」

、、、、


うーーーーん、これっていつの時代の知識なんやろうか?

相当古い本を読んだのか、古い知識の持ち主にインタビューしたのか。

少なくとも1995年よりずっと前の農業の知識やな。

食生活の洋風化は、それなりに必然性があって、元に戻せないものだ。

人間というのは、塩分と砂糖と脂肪分に強い欲求を示すので、
一旦こういう味に慣れると抜けられないんやね。

そしてまた自給率が下がったのは、食生活の変化に対して、
農業が対応してこなかったせいで、食生活を戻せばよいという話じゃない。

それにもっと問題なのが、
「化学肥料を使えば食糧は増産できる」
、、、、という知識だ。

私も農学部に入るまでは、ずっとそう思っていたのだが、
「化学肥料などを大量に使っても、増産出来なくなってきた」
というのが、今の食糧危機の大問題なんだ。

それどころか、肥料を以前と同じだけまいても、
同じだけ収穫出来なくなってしまった、、のだね。

「土壌劣化」と言う問題で、農地を酷使しすぎてしまったために、
農業生産が思うように行かなくなったのが、大問題なわけだ。

詳しくはこちら→『農業のこと、環境のこと

それにもう一つ、アメリカやフランスは生産調整をしていると言うが、
コレだって実は、水不足という問題に直面していて、
思う存分増産出来るわけではない。

向こうは輸出補助金などを通じて、可能な限り穀物を生産しているので、
実はそんなに増やすだけの余力はない。

アメリカの農業というのは、意外に水のないところで生産をしている。
カリフォルニアなんて、半分砂漠のようなところなんだね。

まあとにかく、エンゼルバンクにはガッカリした。

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