50を過ぎてから、皮膚炎になった
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56歳のある日、気がついたら、皮膚炎になっていた。
最初は右腕の内側、肩に近い柔らかい部分が痒くなり、それをボリボリ掻いていた。
その結果、5個から10個くらいカサブタが出来て、毎日のようにそれを掻いて剥がしていた。
しばらくすると今度は、左腕の同じ場所も痒くなり、同じようにカサブタが出来るようになった。
痒いのでガリガリ掻きむしっていたのだが、さらにそれがだんだん二の腕全体に拡がり、肩や背中へと拡がっていった。
当時の私はまだ、スキンケアとか、皮膚の病気について、ほとんど全く何の知識も持っていなかったため、手も洗わずに体中を掻きむしっていた。
皮膚炎に細菌が感染していることも知らないから、ばい菌や雑菌が増えている箇所をボリボリ掻いて、それを身体の他の場所に、植え付けるようなことをしていたらしい。
そうして、一年くらい経った頃には、上半身はもちろん、足までかさぶたが出来るようになって、毎日数時間も身体を掻いているという状態になった。
朝起きて1時間ほど身体を掻きむしり、昼寝をしようと横になると、また身体が痒くなって掻きむしる。
夜寝る前ももちろん身体が痒くなって1時間以上もボリボリ掻いていたりした。
インターネットで「かさぶたが増える病気」と検索しても、何にも情報を得られなかった。
で、これが「痒疹(ようしん)」と呼ばれる、ちょっと厄介で難儀な皮膚病だと知ったのは、体中に痒疹が拡がった頃だった。
ということで、このサイトでは、私がかかった皮膚炎や、アンチエイジング、スキンケアなどについて体験談をまとめてみることにする。
お役に立てば幸いだ。