アラフォーの頭皮ケアは、ノンシリコンで
オーガニックシャンプーや、オーガニックヘアケア、注目されていますよね。
オーガニックヘアケアで有名なのが、ノンシリコンシャンプー。
シリコンを使わないシャンプーで、肌に優しいと言います。
ところがこういったオーガニックヘアケア製品を使っても、なぜかスッキリしない。
ノンシリコンなのに、なんか変。
というのも実は、オーガニックと謳っていても、ノンシリコンなのはシャンプーだけ、という製品もたくさんあるんです。
シャンプーはノンシリコンなんだけど、リンスやコンディショナーには、なぜかシリコンを使っている場合もあるんです。
一体なぜでしょう?
ノンシリコンとは?
シリコンというと、化学ではケイ素のことを指します。
しかしヘアケア製品で言うシリコンとは、ケイ素から合成されるシリコンオイル(シリコーン油)のことを指します。
ケイ素は元素で自然界にたくさんありますが、シリコンオイルはケイ素の化合物の油なんですね。
このシリコンオイル、撥水性があって、水を弾きます。
拡がりやすく、さらっとしていて、髪に使うとサラサラの髪が実現できます。
髪はケラチンというタンパク質が表面を覆っているのですが、これをしっかりまとめてくれます。
そのため、キレイなサラサラの髪を作る化粧品材料として使われています。
物質名としては、「ジメチコン」「トリシロキサン」「シクロペンタシロキサン」「メチルトリメチコン」…等々になります。
これらのシリコーンオイルは、髪の毛をコーティングして美しい髪に仕上げる利点はあるのですが、大きな欠点があります。
というのも髪の毛をコーティングすると同時に、頭皮もコーティングしてしまうのです。
早い話が「毛穴もシリコーンで詰めてしまう」んですね。
アラフォーの頭皮ケアに、シリコーンは不要
女性の髪は、35歳を過ぎると劇的に変わると言います。
これは女性ホルモンの分泌量が変わるからで、髪のトップのボリウムが急に無くなります。
女性の身体は、女性ホルモンによって守られているため、女性ホルモンが減ると、あちこちで急に具合がおかしくなるのです。
若い頃は大丈夫だったことも、35歳を過ぎると全然大丈夫じゃなくなる。
薄毛や頭皮のボリウムダウンも、その一つなんですね。
そんな状態で、シリコン入りのヘアケア製品を使うとどうなるか。
頭皮の毛穴が塞がってしまい、新陳代謝が悪くなります。
歳をとれば皮膚のターンオーバーだって、若い頃の何倍も時間がかかるのに、さらに酷くなります。
そして頭が痒い、頭がむずむず、髪の毛も減ってくる。
こんな状態は、ほおって置けませんよね。
とにかくまず、オーガニックでノンシリコンのヘアケアを試してみないと。