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冷えのはなし(2)

私が冷えについて気づいたのは、高校を卒業してとある新聞屋さんに住み込みで働いていた頃のことです。新聞配達をするようになって少しお金ができたので医者に行ったのですが、血液検査の結果、
「かるいリウマチ熱ですね」
と言われました。

 リウマチ熱というのは、風邪によく似た症状の病気ですが、

溶連菌感染(扁桃炎、咽頭炎、猩紅熱、急性糸球体腎炎など)が関与する細菌アレルギーで、発熱、関節痛、関節腫脹、リウマチ結節、紅斑、鼻出血、腹痛、皮膚の発疹、皮膚結節、筋肉痛、心筋炎などの症状を伴う
...とあります。

治療には、抗生物質の投与が必要で、慢性の場合は長期投与となります。

「できるだけ安静にして、毎日野菜をたくさん取ってください」

 そのときは、そう言われて特に薬をもらうようなこともなかったと思います。 でも具合がよくならなかったので、今度は漢方薬を取り扱っている薬局に相談に行きました。 するといろいろ問診されたあと、

「あなたは相当、からだが冷えてますね」

と言われました。

冷え?」
 ボクはそのとき、初めてそんなことを聞いた気がしました。

「たぶん冷えていること自体にも、気づいていないんでしょう。神経が鈍っていて、冷えるがままに放っておいているんだと思いますよ。だから他にも具合が悪いところがいっぱいあるんじゃないですか?」

 そう言われて私は自分の状態を振り返りました。 たしかに高校に入ったときくらいから、運動ができなくなった、疲れやすい、と言ったことは自覚していました。中学の頃は、三年間バレーボールをしていましたが、高校では入部したものの、続かずに10日でやめてしまった経験があります。

 また小学校や中学校では普通に跳び箱が跳べたのに、高校に入ってからはまるで飛べなくなると言うようなことも起こっていました。そして高校三年生の頃からは、毎日のようにノドが詰まるような感じがして、また年の後半にはノドがずっと腫れ続けるという状態でしたが、「冷え」なんてまるで考えもしませんでした。

 というのも当時は、「冷え」の怖さということについて、まるで知識がなかったからです。

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