遠視と老眼 目の病気記事一覧

視覚の異常にも、色々あります。近視や乱視、それから遠視というのは、一般的によくあることですね。はこれらは一体、何が違うんでしょう?近視・遠視・乱視は屈折異常と呼ばれます。それに対して健常な状態の眼は、正視と呼ばれています。まず近視(きんし)とは、屈折力が強すぎるために網膜(もうまく)の手前でピントが合う状態です。網膜とは、目の奥にあるスクリーンのことですね。ここの細胞が光の刺激を受けて、脳に信号を...

遠視(えんし)は、目の屈折異常のひとつです。遠くの方から眼に入った平行な光が、調節力を働かせていない状態で、網膜の後方に焦点を結ぶ状態をいいます。だから、遠視は遠くの物が良く見えて、近くの物がぼやけて見えるというのは、ちょっと違います。つまり遠視は遠くの物も近くの物も、ぼやけて見えてしまう状態なのです。ただ、遠くの方が調節しやすいので、見えやすいように錯覚しているだけなのです。5メートル以上遠くの...

四十代後半になってくると、さすがにもう老眼が始まってしまいます。私なども、本や書類などを読む際に、目を細めたり、対象物を遠ざけてみないと、ぼやけて見えないことがよくあります。老眼鏡を買って、使ってみるんですが、どちらが見やすいのかよくわからないことも良くあります。そして老眼鏡を使ってみると、遠近両用老眼鏡って、きっと便利なんだろうなあ...と思ったりします。というのも、両手を伸ばした位の距離のモノ...

遠視というのは、実は子供の方が問題です。大人は遠視というのに自覚がありますが、子供の場合は自覚のないまま育ち、視覚の発達が阻害される場合があるからです。ですので3歳児の検診では、視覚に異常がないかも検査が行われます。さて、子供が遠視だとわかった時に、まず医師は眼鏡をかけるように指導します。小さな子に眼鏡をかけさせるのは、かわいそうなのですが、子供の遠視はメガネによる矯正が不可欠なのです。先ほども書...