プーアール茶(普洱茶)とは?
プーアール茶(普洱茶)も、ダイエットによく使われるお茶ですね。
プーアール茶は、プーアル茶とも言いますが、中国の雲南省や、ベトナム、タイ、ラオスなどで栽培して飲まれているお茶です。
普洱(プーアール)という地域で作られたお茶が有名で、一般名になっています。
日本の緑茶と同じ種類ですが、茶葉の作り方が違います。
因みに、ウーロン茶や紅茶も、緑茶と同じ茶葉から作るんですが、製法が異なります。
お茶の種類
お茶というのは、製法の違いによって、青茶・緑茶・白茶・黄茶・黒茶・紅茶というふうに区別されます。
青茶(あおちゃ:せいちゃ)の代表はウーロン茶で、茶葉を半発酵させたお茶です。
日本でよく飲まれている緑茶は、茶葉を摘み取ったあとに加熱して、発酵させずに作ったお茶です。
インドやヨーロッパで飲まれる紅茶は、茶葉を青茶よりもっと発酵させたお茶です。
プーアール茶はウーロン茶や紅茶とは、また別の方法で発酵させたお茶で、「黒茶」です。
プーアール茶は、コウジカビというカビを使って発酵させてつくります。
プーアール茶の特徴 ダイエット成分とは
プーアール茶がダイエットに良いというのは、没食子酸(ぼっしょくしさん)という成分を含んでいるからです。
没食子酸は、脂肪の吸収を抑制する働きを持っていて、食事と一緒に摂ると、脂肪吸収を抑えてくれます。
没食子酸というのは、3,4,5-トリヒドロキシ安息香酸という物質なんですが、早い話が「タンニン」の元になっている成分です。
タンニンは、お茶の苦味成分ですが、あれがこの成分なんですね。
プーアール茶独特の渋みも、この成分のせいですが、これがダイエットに良いわけですから、ちょっと困ったもんですね。
飲みやすいプーアール茶って作れないモンなんでしょうか、と思っていたら、実は日本で飲みやすいプーアール茶を作っているところがありました。
そのお茶がこれです。
国産のプーアール茶
日本人に飲みやすく作った、国産のプーアール茶ですが、ダイエット成分は普通の中国産のプーアール茶よりも多いと言います。
これは有り難いですね。