大人ニキビ 背中ニキビ どうすれば良い?
ニキビが出来るのは、若者だけという時代は終わりました。
若いころニキビに悩まされたが、成長するにつれて治る、と言う人も確かにいます。
しかし大人になっても、ニキビに悩まされ続ける人も多いようです。
なぜでしょう?
ニキビを作るのは、アクネ菌と呼ばれるニキビ菌です。
これは、昔から知られています。
なので今までは、このアクネ菌を殺菌することでニキビを減らそうとしていました。
それでニキビが治る人もいるんですが、治らない人もいます。
皮膚の常在菌のバランス
皮膚には、様々な細菌が住んでいます。
これを皮膚の常在菌と呼び、常在菌の状態を皮膚フローラと呼んだりします。
フローラというのは「お花畑」という意味で、花畑のようにあちこちに細菌のコロニーが出来ているんです。
そして皮膚の常在菌にも、善玉菌と悪玉菌がいます。
健康な皮膚というのは、この常在菌の善玉菌と悪玉菌のバランスが良いことが分かっています。
有名な最近としては、次のような菌が上げられます。
皮膚の常在菌の色々
- 表皮ブドウ球菌…(◎善玉菌)肌の保湿力を高める。黄色ブドウ球菌の増加を防ぐ
- サーモフィルス菌…(◎善玉菌)乳酸菌の一種で、肌を弱酸性に保つ
- アクネ菌…(△日和見菌)ニキビをつくる菌。汗や皮脂を食料にして、肌を弱酸性に保つ
- 黄色ブドウ球菌…(●悪玉菌)アレルギー物質を作り、痒みの原因となる。
この4つのタイプの善玉菌のバランスが取れていると、肌はすべすべになります。
が、ニキビを治そうとして、殺菌成分を含む薬を使うと、こんどは皮膚が荒れてしまい、保水力がなくなり、悪玉菌が増えます。
その結果、肌がザラザラになり、ニキビを作るアクネ菌もまた増え始めるわけですね。
保湿に焦点を当てたニキビ対策とは
そこで殺菌成分によってアクネ菌を減らすのではなく、肌の保水力を保つことによって、アクネ菌を封じるという対策を狙ったのが、この肌潤糖(はだじゅんとう)【クリア】という化粧品です。
ダマされたと思って、一度試してみては?