中高年の肌は、若い頃の肌とは違う肌
洗顔は、スキンケアの第一歩ですよね。
ところが若い頃に使っていた洗顔石けんが、30過ぎてから効果が感じられなくなったりします。
「この洗顔石けんがあれば、大丈夫」と思っていたのに、「あれ?なんか全然良くない」というようなことが起こります。
「もしかして洗顔石けんの質が落ちたのかな?」と思ったりするかも知れませんが、違います。
あなたの肌が歳をとったのが、最大の原因です。
というのも30歳を過ぎると、肌の新陳代謝のスピードが、どんどん遅くなっていくからです。
肌のターンオーバーとは
肌の新陳代謝のことを、ターンオーバーという言葉で表現します。
皮膚の細胞は、誕生して少しずつ表面に出てきて、最後にアカとなって剥がれて行きますが、これがターンオーバーです。
そしてこのターンオーバーにかかる時間は、年齢によって違います。
そのため、中高年の肌は、若いときとは全く違った状態になっています。
肌の状態自体が違うわけですから、若いときに使っていた洗顔石けんが合わなくなるのも当然です。
若い頃に役に立った「余分な油分をしっかり取り除く」タイプの洗顔石けんは、逆に乾燥肌の原因になりかねません。
歳をとったら、年齢に合わせた洗顔石けんが必要です。
肌のターンオーバー 年齢ごとの時間
肌のターンオーバーにかかる日数は、年齢ごとに違ってきます。
個人差はありますが、年齢×1.4日くらいが一つの目安になります。
30歳 | 35歳 | 40歳 | 45歳 |
---|---|---|---|
42日
(およそ6週間) |
49日
(およそ7週間) |
56日
(およそ8週間) |
63日
(およそ9週間) |
50歳 | 55歳 | 60歳 | 65歳 |
70日
(およそ10週間) |
77日
(およそ11週間) |
84日
(およそ12週間) |
91日
(およそ13週間) |
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