肌からコラーゲンを注入して保水力をキープ!

肌荒れは、肌の表面にある角質層(かくしつそう)が、壊れている状態です。

 

健康な肌は、ラメラ構造と言って、水と油の層がキレイに交互に並んでいます。

 

ケラチンという硬いタンパク質(角質細胞の残骸)と、セラミドという細胞間脂質が層を作っていて、その下に水の層があります。

 

20層くらいのレンガ積みをイメージしてもらうと、分かりやすいでしょうか。

 

ケラチンがレンガで、セラミドがレンガを固定しているという感じですね。

 

セラミドは、長湯すると流れ出す

 

ところがこのセラミド、実は油なので、温めると溶け出してしまいます。

 

長時間、お風呂に浸かっていたりすると、ケラチンは少しずつ溶け出してしまいます。

 

そしてセラミドが溶け出すと、隙間が出来て、その隙間から今度は肌の水分も蒸発していきます。

 

長湯をした後、肌が乾燥してしまう事がありますよね。

 

アレは実は長湯のせいで、肌からセラミドが少し溶け出して、その隙間から水分が蒸発しているんです。

 

若いときはそれでもまだ、皮脂がたくさん出ますから、しばらくするとまた皮膚の表面に油の層が出来て、水分の蒸発は止まります。

 

でも、歳をとったり、化粧品の使いすぎで肌が荒れていると、水分はドンドン逃げっぱなしになるわけですね。

 

これでは肌は乾燥するばかりです。

 

どうしましょう、、、、。


 

コラーゲン注入で、保水力を高める

歳をとったり、肌が荒れたりすると、どうしても皮膚が乾燥しがちになります。

 

というのも皮膚の表面に十分な油の層がなくて、水分が蒸発していく一方だからです。

 

となると、何とか皮膚に水分を捕まえておかねばなりません。

 

そこで近年、新しく考え出されたのが、皮膚からコラーゲンを注入して、壊れたラメラ構造の隙間を埋めてしまおうという方法です。

 

ケラチン(角質細胞のタンパク質)とセラミド(ケラチンを固めている油)が壊れている肌には、ラメラ構造に隙間があるので、そこにコラーゲンなどの保水力が高い成分を充填して、肌を再構築しようと言うことですね。

 

角質細胞自体は、既に自死した細胞ですので、二週間もすれば、肌の表面からアカとなって剥がれて行きます。

 

が、ここをしっかり埋めておく事によって、その下の新しい皮膚を、しっかり作ることができるンですね。

 

肌はだいたい4週間で新しくなりますので、コラーゲンで毎日保水力を高めて皮膚の表面を守っていれば、一ヶ月後にはまた健康な肌が作れると言うことです。

 

ということで、

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肌からコラーゲンを入れても、結局アカになって剥がれ落ちるだけだから、何の意味があるんだろうと思ってましたが、その間に、肌をしっかり守ってくれるってことですね。

 


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