セタフィルのクリームやローション
セタフィルとは、保湿力に優れたクリームやローションのブランドです。
日本の乾燥肌のヒトが愛用するのはニベア青缶ですが、欧米で乾燥肌や敏感肌のヒトが、まず第一に選ぶのがセタフィルのモイスチャライジングクリームと、モイスチャライジングローションだと言います。
このセタフィルのクリームやローションは、他のクリームを混ぜることも可能で、保湿力のあるベースとしても利用でき、ニベアの青缶みたいなポジションなんだそうです。
そしてなんと、日本のコストコでも販売されていて、敏感肌の方に密かに人気なんだそうです。
ところがそんなセタフィルでも、超敏感肌、超乾燥肌のヒトには、刺激が強すぎるらしい。
大量に売る商品というのは、どうしても安くて大量に手に入る材料で作らざるを得ませんので、どうしてもそれよりも敏感な人には対応できないわけです。
そこでセタフィルが開発したのが「セタフィル レストラダムシリーズ」です。
これはセタフィルの一般的商品では対応できない、さらに敏感な肌のヒト向けのクリームやローションです。
レストラダムの特徴は、肌のバリア機能を整えるフィラグリン分解産物を配合していることです。
フィラグリンとは?
フィラグリンとは、皮膚で作られるタンパク質で、皮膚のバリア機能を担っています。
またフィラグリンは分解されたあとも、天然保湿因子として働きます。
つまり外部からの刺激を受け持ち、なおかつ保湿成分としても役立つタンパク質なんですね。
そしてアトピー性皮膚炎患者の約20~30%に、フィラグリン遺伝子の異常があるという報告もあります。
つまり遺伝的に、フィラグリンで作られる皮膚のバリアが壊れやすくて、なおかつ乾燥肌になりやすい人が居るわけですね。
そこでレストラダムでは、フィラグリンの保湿力をプラスする工夫がされているわけですね。