慢性痒疹(ようしん)が、全身に広がる
更新日:2018/03/04
慢性痒疹(ようしん)の実際、その2。
最初に猛烈な痒みが襲ったのは、56歳の夏くらいだった。
最初は右の二の腕の「振り袖」と呼ばれる、柔らかい部分からだった。
右腕の振り袖部分が猛烈に痒くなり、毎日のように掻きむしっては、血や浸出液を出していた。
この時点では、何の対処もせず、ただボリボリ掻いていた。
というのも56歳になるまで、皮膚炎とか皮膚のトラブルとは、全くと言って無縁の生活だったからだ。
アトピーもなく、湿疹もなく、皮膚炎とは全く無縁の生活を送ってきたし、ボリボリと掻いたくらいでそれが治らないなんて事は無かった。
なので何の対処もせず、ボリボリと皮膚を引っ掻いているだけだった。
そして秋になっても、痒い場所をボリボリ掻きむしり、冬になっても、上腕や背中をボリボリ掻きむしっていた。
そうして気がついてみると、上腕や肩がカサブタだらけになり、シャツも血の跡だらけになっていた。
その結果が、前のページに載せた腕の画像になる。
右腕(2017/02/24)
慢性痒疹の経過 その2(2017/04/30)
前回の画像から、2ヶ月ほどたった頃の画像。
ゴールデンウイークで、最初に猛烈な痒みを意識しだしてから、丸一年立ったくらいになる。
冬で厚着をしている中、手を突っ込んで腕や肩をボリボリ掻きむしっていた結果、腕も背中もヒドい状態になり、それがさらに腹や足まで拡がってしまったところ。
慢性痒疹 背中 (2017/04/30)
茶色いところがカサブタになっているところで、赤っぽいところが現在掻きむしり中の丘疹。
冬の間に掻きむしって治ったところは、薄茶色になっている。
慢性痒疹 右足 (2017/04/30)
右足にも痒疹が拡がった。
右足の内側にもできた。
慢性痒疹 左足 (2017/04/30)
左足の太ももやスネにも拡がった。
この頃はまだ、どうも細菌が関係しているらしいと言うことしかわからず、黄色ブドウ球菌などの滅菌に役立つというので、ココナッツオイルを身体に塗ってみたりしていた。
雑菌が増えないように、外部から消毒することに注意し始めていた頃だ。