痒疹・皮膚病の経過 2年後
更新日:2018/05/26
痒疹(ようしん)に悩まされて丸二年。
痒疹ができはじめたのは2年半前で、何も知らずにボリボリと体中を掻きむしっていた。
春になって何枚も着ていた服を脱いだら、両腕と背中の肩口に、20個以上のカサブタができ、醜い醜い。
ところがそこからが悩みの本番で、痒くて痒くて夜も眠れない。
寝る前に1時間以上、全身を掻きむしり、朝起きたらまた身体を掻いてカサブタをはがす毎日。
抗ヒスタミン剤を飲んでも、痒みが止まるのはわずかな時間だけで、薬の効果が消えるとやっぱりカサブタをはがしてしまう。
運の悪いことに、当時、ネズミが部屋に入り込んで、ガサガサ音を立てていたため、痒みとネズミのダブルパンチ。
ネズミは秋頃にようやく退治できたのだが、痒みはその後も引き続いて、なかなか退かなかった。
ただ、ようやくその頃に、この皮膚病が痒疹と言うものだと知って、対処法も変えた。
カサブタがドンドン増えるのも、皮膚に住む様々な細菌叢(皮膚フローラ:常在菌のバランス)が大きく関わっている事を知り、対策を練った。
で、痒みを抑えることをあきらめ、カサブタが拡がらないようにすることの方を重視しはじめた。
その結果、まず下半身の痒疹・できものが改善し始めた。
慢性痒疹の経過(両太もも編)
色々やり始めてからの経過画像
慢性痒疹 両太もも (2017/05/14)
両太ももに合計30個くらいのカサブタが出来ていた。
右太ももの外側のカサブタの様子。
6ヶ月後 (2017/11/23)
右太ももの様子、かなり落ち着いてきた。
左太ももの内側、左すねはまだ黒くて硬いカサブタがたくさん残っている。
10ヶ月後 (2018/03/05)
両太ももの状態は良好だが、カサブタの跡は消えずに残っている。
上の画像と比べると、多少は薄くなってるかも知れない。
左すね側は、まだいろいろ残っている。
1年後 (2018/05/26)
梅雨が近付いているせいか、新たな痒疹は、出てくるには出てくるが、足に関しては局所的で、拡がらない。
左すね側は、まだカサブタの跡が黒いままで、ザラザラしている。
光の加減でちょっと薄いように見えるが、結構まだ黒い。
カサブタは、両足合計してまだ4~5個くらいあるが、手を洗って思いっきり痛くなるくらい掻いてから、抗菌剤入り軟膏(ポリ)を塗っている。
一方、なかなか治らないのが、肩から肘にかけての上腕部分だ。