シトルリンと、ヒハツ(ピペリン)
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シトルリンの錠剤を飲み始めて一ヶ月半。
最初はシトルリンとアルギニン各500mg含有/日の錠剤を一袋、3週間くらいかけて飲んでいたが、最近はシトルリンのみの1,000mg/日のサプリ錠剤を毎日飲んでいる。
そして最近使い始めたのが「ヒハツ」というスパイス。
ヒハツは高血圧ケア用のサプリにも使われている素材だが、黒コショウの仲間で、ピリッとした辛みと独特の臭いがあるスパイスだ。
ヒハツは、冷え性や寒さ対策でテレビにもよく紹介されているが、2022年(62歳)の健康診断で動脈硬化の疑いが出たため、新しく生活に取り入れてみることにした。
ということで、シトルリンとヒハツについて、現時点の感想をまとめておくことにする。
ヒハツに含まれるピペリンとは?
シトルリンについては、以前まとめたので割愛するが、体内でNO(一酸化窒素)を発生させ、それが血管を柔らかくして血流を良くする。
シトルリンは、スイカやゴーヤなどのウリ科の食材に含まれる成分で、遊離アミノ酸なのだが、アルギニン回路でNOを発生させて、血の巡りをよくしてくれる。
その結果、勃起不全などの症状を緩和してくれるとかなり昔に話題になったね。
ヒハツとは
一方、ヒハツは、シトルリンとは別の成分と働きで、血流を良くしてくれる。
ヒハツには、黒コショウの辛み成分である「ピペリン」という成分が多く、それが毛細血管を拡張し、消えかかっている毛細血管(ゴースト血管)を復活させてくれるのだという。
人間の身体は、使わない機能をどんどん減らし、使う機能に振り替えていく働きがある。
そのため、子供の時にたくさんあった毛細血管は、成長が終わるとどんどんお役御免になって、消えていく。
歳をとると若い頃にあった毛細血管のなんと4割が消えて、「ゴースト血管」になっていくという。
そして毛細血管がドンドン消えていくために、身体の隅々まで血液を送ろうとして、心臓が強い圧力をかけて血液を送った結果、高血圧になるという。
なので毛細血管が復活すると、血圧も下がるということで、高血圧ケアのサプリに採用されているらしい。
ヒハツというのは、血圧ケアサプリを探しているときに目にしていたのだが、サプリ自体が高かったのでGABAサプリを選んで、全然調べてなかったのだが、動脈硬化対策を調べていたときに良いとあったので、ようやくヒハツを使い出した。
シトルリンとヒハツを使い出して分かったこと
ヒハツの感想
ヒハツは刺激物なので、摂りすぎると胃腸に悪いらしい。
一日合計1グラムくらい摂るのが適量で、黒コショウ替わりに肉料理に使えば良いらしい。
そしてテレビ番組でタレントさんが実験していたが、十日くらいで指の毛細血管が復活し始めるらしい。
と言うことで「これは良いかも」と思ってヒハツを使い始めたのだが、慣れるまでは結構キツい。
独特の香りというか臭いがあって、まとめて1グラム摂るのは苦痛。
と言うことで、オートミールにパラパラとふりかけてみたり、珈琲を飲むときにパラパラ入れてみたりしている。
私は普段、ブラックでコーヒーを飲むのだが、ヒハツを入れると苦味が際だって飲めなくなってしまうので、ラカンカ糖を入れて甘くして飲んでいる。
そうして使い始めて一週間くらい立ったのだが、確かに血流は良くなった感じがする。
12月になって最高気温が10度前後と寒くなってきたのだが、寒さをそれほど感じない。
寒いのは寒いのだが、苦痛にならないというか何というか。
寒くて布団の中で縮こまっているのが精々だったのが、起きてパソコンに向かえるくらいだ。
血圧も(アムロジピン錠は飲んでいるが)、上の血圧が125-135前後で安定していて、去年にはなかったこと。
寒さにちょっと強くなった感じで、しかも頭が少し冴えてきた。
この前も、通勤のバスの中から空を見て、なんかキレイだなあと思ったりして、こういう感じは数年ぶり。
毛細血管を復活させるなら、脳にも良いだろうし、確かに何かよさげだな、というのが現時点でのヒハツの感想だ。
と言っても、シトルリンとの相乗効果も考えられる。
私自身の気分を省みてみると、シトルリンを取り始めてからは、多少、午前中のボンヤリしていた気分が和らいだ感じ。
夕方から夜にかけて6時間弱の立ち仕事をしているので、朝9時頃に起きても、昼過ぎまで身体が重くてボンヤリしている毎日だったけれど、シトルリンを取り始めてからは、それが軽くなった気がする。
まあ、イチョウ葉エキスも目眩対策で1年以上飲み続けているから、この三つで複合的な効果が出てきているのかも知れないが。
と言うことで、ヒハツ、シトルリン、イチョウ葉エキスの三つは続けていこうと思ってる今日この頃だ。