五十肩って、こんな病気やったんや
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西式健康法の平床寝台(へいしょうしんだい)をしていたら、左肩が痛くなりました。
平床寝台というのは、固い床に直に寝る健康法で、毛布一枚だけ畳の上に敷いて寝ていたんです。
これは背骨を矯正する効果があるというので、骨格が多少変化したんでしょう。
なので身体がそれになれるまでは我慢だ、、とのんびり構えていました。
で、実際1週間ほどしたらこの痛みはなくなったんですが、今度は右肩が痛くなり出しました。
こちらも1週間くらいで良くなるだろうと
高をくくっていたんですが、なんともう3週間以上痛み続けています。
しかも毎日起きるたびに、右肘から右肩まで傷んでいる。
こ、これは、、単なる故障じゃないな、、、そう思って色々調べてみると、これってどうやら「五十肩」というやつらしい。
五十肩というと、腕を高く上げられないというヤツで
一種の運動不足のせいかと思っていたんですが、どうもそうではない。
だってその一週間前まで、毎朝ラジオ体操で
腕を大きく振り回していたわけですし。
五十肩は、なってみないと分からない病気ですね。
主な症状としては、腕を上に上げられない、それから、身体の後ろ側に腕を持っていくと激痛が走る。
ズボンの後ろポケットの財布を取ろうと思って手を伸ばすと、ビキビキビキビキ、、、と筋肉だかスジだかが傷みます。
今まで、日常生活で何の支障もなく動かしていた動作で、なんと故障する。
ビックリです。
私は学生時代から、拳法や大東流合気柔術の稽古に通っていて、肩や肘など、いろんなところを傷めてきています。
だから手首や肩肘の傷みというのは色々経験しているんですが、こういう傷め方は、初めてです。
肩肘を無理な使い方をして傷めるならまだしも、今まで普通に動かしてきていた動作で傷める。
つまり、毎日毎日、新しく傷めているわけです。
五十肩の痛みのピークは数週間続くと言いますが、これは痛みがなくなるのではなく、痛みを起こす動作をしなくなるようになるまで、数週間が必要だと言うことかも知れません。
腕の力こぶの筋肉である「上腕二頭筋」や、肩回りの4つの細い筋肉である
「ローテーターカフ」が全部縮んでしまった感じで
どちらに動かしても傷みます。
五十肩って、本当に厄介な病気ですね。