パワーストーンの効果
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パワーストーンは、体調を整えたり、空間の「気」を整えたりできると信じられている。
自然と触れ合う機会が少ない現代であるが、「パワーストーン」を身近に置くことでその代用として使っているというわけだ。
近ごろ流行の「癒し」の方法には、香りを楽しむアロマセラピーとか、ろうそくを灯してそのゆらぎをのんびり眺めるとか、観葉植物やガーデニングなど植物を育てたりすることで、癒し得る方法があるわけだけれど、パワーストーンも、こういう自然や花と同じ天然の産物だということが、ポイントだ。
石とコミュニケーションを取るというと、なんだかもう別世界のヒトの行いのようなことだ。
けれど、鰯の頭も信心から...という感じで、自分の選んだパワーストーンを粗末にせずに、愛着を持って大切に扱えば、それが日頃の行いとなって自分に返ってくると言うことだろう。
単に箱にしまう時でも、布などできれいに汚れを拭き取って、丁寧に収納する。色や形などを丁寧に観察し、石と波長が合わせる。それによって、石が与えてくれる力が高まるという。
宝石というのは、たいていの場合、かなり硬い石である。しかも半透明なモノが多く、特定の色(振動数)でエネルギーを放出している。
これを眺めたり、観察することによって、特定の効果が現れると言うことだろう。
パワーストーンを携帯することで、仕事がうまくいった人、病気が改善した人、恋愛を成功させた人などがいるのは、1つは『パワーストーンを持つと、良いことが起こる』という心理効果も大きいと思うが、こういう特定の光を放つという性質も大きいはずだ。
水晶などの石に、開運パワーがあると言われる理由は、石がもつ波動のせいだと考えるのが妥当だろう。
色彩の心理効果は治療やビジネスなどに応用されているし、また電磁波の影響というのもよく知られている。
目に見えないが、空中にとびかう電波も、私たち人間の肉体を構成している原子や分子も、そのレベルでは一定の周波数で振動している。
それが規則正しいリズムで振動しておれば、スムーズに生活できるわけだが、様々な振動数の電波が飛び交い、またテレビやパソコンなど、人工的な様々な光を発するモノに囲まれている現代人は、それが難しい。
交流モーターを2台以上つなぐと、速度がなぜか同じになってしまうと言う『引き込み現象』というのがあるが、強い振動があれば、それに引き込まれてしまうわけだ。
パワーストーンなどの鉱物は、ある一定の結晶構造を持っているので、振動周波数が安定する。
そのせいで外側から入ってくる、ラジオやテレビの一定の周波数と同調しやすく、それがテレビやラジオの同調装置に水晶を使っている。
このことから、鉱物は、アンテナと同様の役割を果たしており、願いの振動を外部に発信しているんじゃないかということも想像できる。
古来より水晶は、生命力を高めるパワーをもつ神聖な鉱物とされてきたようだが、現代人よりはるかに身体感覚が優れていたはずの古代人は、このようなパワーストーンの効果に気づいていたのだろう。