五十肩(?)になってわかったこと
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青汁健康法を提唱していた甲田博士もやっていた西式健康法。
そのなかの「平床寝台」(へいしょうしんだい)とは、板敷きの床に寝るという健康法です。
コレによって歪んだ身体を物理的に矯正するという方法です。
ただこれは、身体が硬くなっていると、あちこち痛みが出て続きません。
ところがあら不思議、今年の夏はなぜか続いたんですね。
5日もすれば痛み出すはずの仙骨が、なぜか痛まない。
十三佛真言(マントラ)を唱えるのがクセになってきて、多少背筋が伸びたようなんですが、そのせいかもしれません。
なので「これはひょっとして、まだまだ続くかも、、、」と思っていたんですが、今度は左肩が猛烈に痛み出しました。
どういう痛みかというと、関節を伸ばしてしまったときのような、ピリピリする痛みです。
肩関節の周囲には、複雑に細い筋肉が走っていて、そのおかげで手を複雑に使う事が出来るんですが、その細い筋肉が痛んでいるようです。
万の悪い事に、風邪も引いてしまって、炎症を起こしているのが分かりました。
こりゃあまずいな、、、と思っていたんですが、なぜか平床寝台でないと落ち着かないんですね。
試しに毛布でなく敷き布団をひいて寝てみたんですが、どうも物足りない。
どうも身体がこわばってしまっていて、今は平床寝台の方に身体が合っている感じです。
なのでそのまま平床寝台を続けていたんですが、左肩の痛みは1週間くらいで軽くなったんです。
「ようやく腫れも引いたのかな?」
とホットしたのもつかの間、今度はなんと右肩が痛み出しました。
しかも今度は、一週間たっても良くなりません。
理由は簡単でした。右手は左手よりよく使うから。
左手と比べて、右手はかなり複雑な事をやっているので、ついつい痛んでいる右手を使ってしまうんですね。
痛んでいるのを忘れて、右手を複雑に使おうとした瞬間、激痛が走ってしまいます。
それでなかなか直らないんですね。
キネシオテープ(伸び縮みするテープ)で
右肩にテーピングをして可動範囲を狭めて、ようやく右手を使わないようになりました。
で、右手を強制的に使わないようにして分かりました。
右手って今まで、ものすごく酷使してきたようです。
使えなくして始めて気づくくらい、本当に酷使しているようです。
若いときは傷めても、全然気がつきませんでした。
これも老化のおかげかも知れません。
健康な人でも、右手を使わない日というのを決めて、三角巾で腕でも吊って休めてあげるのもいいかも知れません。
右肩は痛いけど、また色々学べましたね。
良かったです。