疲れすぎているときは、うつぶせ寝が無理
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うつぶせ寝健康法をやりだして、ハッキリしてることが一つある。
それは、疲れすぎているときは、うつぶせ寝が無理って事だ。
だから最初はあおむけで寝ていて、朝方目が覚めて、それからうつぶせで寝直すと、かなりグッスリ眠れるなんてことがある。
もちろん、いつもいつもその方法でうまくいくわけでもないのだが、でも最初からうつぶせ寝が無理な場合、無理してうつぶせ寝すると、苦しいので意味がない。
この辺が、うつぶせ寝健康法の難しいところである。
ただ、抱き枕でも、うつぶせ寝でも、欠点は多い。
というのも、こういう寝方をしている時は、寝返りすることが難しいからだ。
寝返りというのは、身体のゆがみを正す働きが、多少なりともあるらしい。
うつぶせ寝をすると、顔が歪む...という話もあって、だからうつぶせ寝用の枕なんて言うのもあるわけだ。
西式健康法には、板の間で、木の頸椎枕で寝るというのがある。
これによって、身体のゆがみをとると言うものだ。
西式健康法の発案者の西さんは、もともと工学博士だったそうで、背筋を伸ばすという観点から考えると、この方法は当然のことなんだろう。
けれど、これは修練がいる。
身体が痛い人間が、さらに修練のいるようなことをやっても、続かないのも、実は道理だから、この方法は難しい。
なかなかうまく眠れないもんですね...
そう言う場合、腰も痛いので、うつぶせ寝できないときは、抱き枕で寝ることになる。
うつぶせ寝は、人を選ぶ?
子供の頃から私の体は力が抜けづらくて、リラックスすることができなかった。
高校生くらいから、歯ぎしりもひどかったようだ。
太極拳とか、ゆる体操とか、からださすりとか、色々やっては見るが、体が緩むのは、滅多にない。
たまに成功して胸の前の筋肉が緩んだりすると、
「あ、肩というのは、こんなにうしろについていたのだ」
とビックリしたりするが、その効果は、長続きしない。
もう一度再現しようと思っても、なかなかできない。
私の体は、胸の筋肉をゆるめるというのが、まず大事なようだ。
これは整体の野口はるちかさんの言う、体癖というやつのせいで、私の身体は疲れると胸の筋肉が硬くなるようだ。
となると、ストレッチポールのようなモノの方がいいのかな? とおもって試してみるが、やっぱり効果はすぐになくなってしまう。
高岡英夫さんの本などによると、胸を「気持ちよーく」といいながらさするとか、そう言う方法しかないような感じだ。