食いものにも、風水がある?
更新日:
風水というと、部屋のお掃除、風通しを良くする、ということが大きな要件だけれど、食べ物についても風水的食べ方というのがあるらしい。
気というのが、人間の身体の中も通っていると考えれば、家の気の流れも身体の中の気の流れも、うまく一致させないといけないから、考えてみれば当たり前かも知れない。
つまり食事によって、そこから気を取り込んでいるということになる。これは、漢方の考え方と同じ...というより、そのものだろうね。
そう言うことであれば、どんな食べ物に良い気があるのか、調べておいて損はない。食べものと風水の関係についてだ。
食べ物にある『気(け)』とは?
食べ物が持つ気には、いくつかの種類があるらしい。ここでは気(き)じゃなくて、気(け)としておこう。
まず料理される前の食材は、それが栽培された土地や方位、ここからくる気が食べものに宿ると考える。
土の中で育った作物は、土の気を持っているし、気になる果物は、たいていの場合みずみずしいので、水の気を持っている。葉っぱや茎は、当然、木の気であろう。
薬膳料理では、五色(白・黒・赤・黄・青)の食べ物を揃えることを意識すればいいと言うことだ。
青色の食材は、肝臓に良いという。
具体的には、緑色の食べもの。わさびや梅も、青に入る。さんまやアジ、ワカメや海苔などの海草も、青色グループだ。
赤色の食材は、心臓に良いという。
具体的には、小豆や柿、唐辛子、みょうが、いちご、サクランボ、紅茶やココア、赤ワイン、トマト、レバー、たこ、タイや鮭、蟹 エビ いくら 卵ということになる。
黄色い食材は脾胃(胃腸)に良いという。
大豆やトウモロコシ、ジャガイモやウコン、生姜など。レモンやパイナップルも入るし、大豆からできた納豆やミソもここに入る。タケノコやサツマイモも黄色のグループ。
白い食材は、肺に良いという。
白米、ニンニク、ラッキョウ、玉ねぎ、豆腐、モヤシ、鶏肉、ヨーグルトやチーズ、イカ、白ワインなど。
最後に黒い食材は、腎臓に良いという。
黒酢、黒ゴマ、醤油、玄米、キノコ類、ナス、コーヒー、ウナギ、牡蠣、シジミ、もずくやひじきや昆布などの黒い海草、ゴボウなど。
五色を毎日少しでも良いから揃えて摂る。これは意識して食べた方が良さそうだ。
白・黒・赤・黄・緑。今日は全部食べたかな?