脱毛症、と一口に言っても
更新日:
あんまり口にしたい言葉じゃないけど、脱毛症、いわゆる「ハゲ」と言うモノがあります。
幸運にも私の場合は、両親ともはげる血筋ではないらしく、白髪頭になってから禿げるという形になるようです。
でも髪の毛の生え際は、年齢と共に確実に後退しています。今回は、脱毛症を調べておきます。
まずは、男性型脱毛症です。これは男性で最も多い脱毛症だそうです。
額の生え際から後退するタイプ(私はこれですね)、頭頂部から薄くなっていくタイプなど個人差によって様々な脱毛の仕方があるそうです。
これには男性ホルモンが関係していると言われています。
髪の毛が成長しきる前に、残念ながら抜けてしまい、生え変わるたびにだんだん毛が細くなってゆき、結果的に頭皮がすけて見えるという、ちょっと困ったものです。
遺伝的なファクターが大きな原因だとされていますが、ストレスや食生活、あるいは生活環境によっても起こるようです。まあ先天的な要素プラス後天的要因ということですね。
男性型脱毛症の対策としては、血流を良くするとか、育毛剤や育毛サプリメントを使う、バランスのとれた食生活をする。
規則正しい睡眠ととる、有酸素運動を定期的に行って日頃から血行をよくする。
マッサージを行う、禁煙をする、などと言った対策があります。
それから、これは脱毛症の対策に限りませんが、脂肪分の少ない食事を心がけましょう。
糖分やコーヒー、アルコールなどは適度に摂るようにして、ビタミン・ミネラルが不足しないように、心がけましょう。
それから睡眠ですね。睡眠が十分でないと、健康に大きな影響があります。
育毛剤を一生懸命使用していても、食生活が乱れていると効果は期待できません。
さて、脱毛症には男性型脱毛症の他に、様々なタイプがあります。
まず有名な円形脱毛症は、突然起こる脱毛症です。これは、十円はげでおなじみですね。
漫才のコンクールであるM1でも、ある漫才師が緊張とストレスのために十円はげができたところを披露していました。
円形脱毛症は、男女年齢問わず、誰にでも発症する可能性があるそうです。
時によっては、一部分だけではなく、頭全体や体毛が抜けてしまう事さえがあります。
ストレスがで免疫機能の異常が起こり、発症すると言う事のようです。
それから脂漏性脱毛症(しろうせい・だつもうしょう)です。
脂漏性脱毛症は、頭皮の皮脂が、過剰な分泌されることで起こる脱毛症です。
食生活やシャンプー、洗髪の方法等によって、皮脂が過剰に分泌されるようになるそうです。
皮脂が過剰に分泌されると、毛穴が詰まって髪の成長が妨げられるそうです。
また粃糠性脱毛症(ひこうせいだつもうしょう)と言うのがあります。
これは乾性のフケが毛穴を塞いでしまい、炎症を起こす事で抜け毛が増加するタイプの脱毛症です。
フケにも乾いたものと油っぽいモノがありますが、油っぽいフケは脂漏性脱毛症の初期症状です。
一方乾いたフケは過剰な洗髪や強いシャンプー剤を使うことで、頭皮に必要な皮脂まで取り除いてしまう事で起こります。
びまん性脱毛症と言うのもあります。
びまん性脱毛症の原因は偏った食生活、ストレス、老化、頭皮における血行不良などが挙げられます。
要するに、栄養が頭皮に行かないわけですね。
頭部全体に髪の毛が薄くなるそうです。規則正しい生活習慣、バランスの取れた食生活、有酸素運動などで予防する必要があります。
最後に薬剤性脱毛症(やくざいせいだつもうしょう)というのは、薬の副作用によって引き起こされるものだそうです。
代表的なものでは、抗がん剤による脱毛です。
ただしこの脱毛の症状は一時的なものが多いです。
治療終了後、通常は2ヶ月程度で髪の再生が始まり、半年くらいで元に戻る場合が多いようです。
自分の脱毛症がどういうモノなのか、把握して育毛に取り組みましょう。