タラソテラピー、家でできないか?
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昨日、ふとタラソテラピーのことを思いついた。
タラソテラピーというのは、海洋療法などという和名がついているが、海につかったり、海のそばで生活したりすることで、体調の改善をねらう療法だ。
昨日買った本には、三段階で体質改善を行うという方法が書いてあって、まず第一段階は、デトックスだという。
デトックスというのは、いわゆる「毒抜き」で、悪いモノを取り除くと言うことだ。
そのために、部屋の片づけや掃除、盛り塩など、風水などでおなじみの作業をまずやれと書いてある。
ただそのほかに、風呂へ入ってイメージ呼吸方法を行うとかいう方法もかいてある。
一方、海の浄化力についても言及していて、サーファーや海辺で働いている男女が健康的でモテるのは、海の浄化力で悪いモノが浄化されているからではないかという。
著者の経験からも、海で泳げば確かにかなりクタクタになるが、休息を取ったあとの爽快感というのは、特別なものだとある。
となると、海へ行ってみるか...ということになるが、海開きはまだだし、金もない。
なので風呂に塩でも入れて、海水浴気分でも味わえば、体に良いのではないか? っと思ったわけだ。
で、早速風呂を沸かして、適当に塩を入れてみたが、どうも海水の塩辛さとはほど遠い。
コレは一体どういう事なんだろうと思って、海水の塩分濃度を調べてみたら、約3.4%だという。
1キログラムの海水だと、35グラム!
1キログラムの水の体積は、約1リットルだから、リットルあたり35グラム!
浴槽の容積は、約200リットルだそうなので、かけ算すると約7キロの塩が必要だ。
こりゃ、ウチの狭い風呂でも、ちょっと難しいね。
一方、人間の体液の塩分濃度を調べてみると、約、0.9%。
こっちの濃度ならどうか?
こっちだと、1リットルあたり9グラムの塩が必要だから、容積200リットルだと、1.8キロ。
ウチの狭い風呂なら1キロくらいでもいいんじゃなかろうか?
にがりの入った塩でも1キロ100円くらいで売ってるから、やってみる価値はありそう。とりあえずやってみようか。
ただ、塩分はサビの元にもなるので、風呂釜が傷まないように気をつけないといけないけどね。
タライにお湯を張って、それに塩を入れて足湯をするくらいが関の山かな。