プルプル気功、ゆる体操、比較
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プルプル気功の効用は、ハッキリ言ってよく分からないが、気分が良くなると言うのが一番だろう。
健康雑誌の「ゆほびか」には、宝くじが当たったとか、売り上げが上がったとか、いかにもオカルトっぽい体験談が載っているが、それってどうでも良いことのように思える。
というのもこれって、身体のコリや便秘に効くようだ。
変な話、身体のコリと便秘に効くと、身体の痛みの大半は解決してしまいかねない。
「ゆる体操」でおなじみの高岡英夫さんの表現を借りると、「身体にコリや痛みがある状態を放置しておくのは、錆びた自転車をこいでいるようなもの」
ということで、かなり気分の良くない状態だ。
それが解消されたら、気分は明るくなるし、体も軽くなる。
そうなれば人生が好転するのは、当たり前だろう。
なので身体を揺すってコリを取り除き、身体意識を高めるというのが「ゆる体操」というヤツなんだけれど、私の身体には、どうも相性が悪くて、90年代後半から始めているのに、未だに会得できていない状態だ。
しかしこのプルプル気功は、多少自分の身体に相性が良さそうだ。
ぷるぷる気功、ゆる体操 比較
ゆる体操とプルプル気功がどう違うのか。
始めたばかりで比較するのも何だけれど、ゆる体操が左右に揺することに重点が置かれているのに対し、ぷるぷる気功は、縦方向に重点があるような感じだ。
もちろん、ゆる体操だって、縦方向に揺することを軽視しているわけではない。
軸タンブリングと言って、地球の重心方向に身体を揺するというのがある。
ただし、魚が身体を左右に振って泳ぐというイメージが
ゆる体操の中心概念のようで、ゆるとは別の身体意識トレーニングということになっている。
ぷるぷる気功の場合は逆に、この縦方向に揺することを中心にしているようだ。
で、もう一つの違いが、拳を作ると言うことだ。
拳を作ってそれを振る。その振動を身体全体に広げていく。
これが実はけっこう、便利なんやね。
基本的には左右対称に縦に振ることになっているようだけれど、拳の握り方や振り方を工夫すると、身体の色んな所を揺することができる。
右左、交互に振ればさらに色んなところがゆすれる。
たかだか拳を握っただけなのに、こんなに揺すりやすくなるとは。
目から鱗ってヤツやね。