ゆる体操、統一棒に乗れない。

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ゆる体操の話の続きである。

 

高岡英夫氏は、90年代ころから、極意を教えるという講習を始めていたようだが、一般向けにもいろいろなツールを売り出した。

 

一番最初は、統一棒(現・ゆるゆる棒)だったと思うが、月刊秘伝に広告が載っていた。当時はまだ京都にいた頃で、値段は確か5800円くらいだったように思う。

 

でもこれって、ただの2本の樫の棒だから、自作してやってみた。後輩のT君も、何かの堅い木で似たヤツを作って嬉しそうに乗っていた。

 

5800円というのは、ノウハウ料込みの値段だったようで、そのあと黒檀の超級統一棒とか、4本組の宇宙統一棒というのが1万円以上で販売されていた。

 

横浜に出てきてから、『達人セット』という、ゆるビデオ付きので本物を手に入れたが、これも1万円ちょっと位していた。

 

その中で、未だに部屋に転がっているのは、統一棒だが、これも結局マスターしていない。

統一棒というのは、長短二本の樫の棒を、十字に組み合わせて使うものである。

 

溝というか、組み合わせるためのホゾが彫ってあって、そこで組み合わせる。

 

まあ、公園にあるシーソーみたいなものだと思ったらいい。

 

この上に乗って、バランスを取る。数分乗る。

 

ただそれだけなんだが、これでセンターというのが養成されるという話だった。

 

ところがこれが痛い。足の裏の「ウナ」という部分で乗るのだが、これが痛い。

 

ビデオなどでは、そのうち慣れる、と高岡氏は言っていたのだが、慣れない。

 

ウナというのは、足の内側のちょっと中ということで、「う」ちがわの「な」かで、ウナである。

 

足裏の反射帯ゾーンなんかで言うと、仙骨とかそう言う部分に当たるところだ。

 

ココが痛いと言うことは、とりもなおさず仙骨周りが悪いと言うことなんだが、もうとにかく痛い。

 

それで結局、部屋の片隅にずっと転がっているわけだ。

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